大規模な造園工事は造園施工管理技士を配備して工程管理や安全管理を行うことを定められています。

造園施工管理技士

 

造園施工管理技士は国土交通省管轄の国家資格で1級、2級の2種類があります。

 

日本の建設業向けの施工管理技士の国家資格は6種類あり、かつては1番簡単な資格と言われていましたが、近年は合格率がもっとも低い難関資格になっています。

 

名称のとおり、建築現場の中でも造園系向けの資格で、造園工事の施工計画を作成して、現場の工程管理、資材等の品質管理、作業の安全管理などを行うための資格です。

 

 

大きな現場で活かせる資格

造園は家の庭の手入れの依頼よりも、公園や施設、道路沿いなどの緑地化工事の仕事の需要や業界シェアが高いです。

 

大きな現場の仕事を請けるには、造園施工管理技士を配備して現場で工程管理や安全管理を行う決まりになっています

 

1級と2級による役割を簡単にまとめると、1級は現場での指導監督のような管理職を務め、2級は専門性の高い技術スタッフというポジションで現場に入ることが多いです。

 

正しく確実に実行できる技術と能力を持ち合わせていることを証明する資格で、転職にも有利な資格のひとつです。

 

公共の緑地課整備が増えている

地球温暖化対策として、整備の進んだ都心部でも緑を増やす再開発工事が増えています。
造園施工管理技士の合格率が低下したのは資格を活かした現場が増加をしている証拠です。

 

今後も緑の多い街作りの開発は進む見込みで造園施工管理技士は持っていれば安泰な資格のひとつだと評価できます。

 

大規模な現場で管理者をやるには1級が必要になり、大規模な現場の多い大手で資格を活かして働けば収入も事業規模や部下の人数に見合うものになります。

 

 

独立する人も増えている

エクステリアデザイナーやガーデナーという形で資格をしかして独立する人が増えています

 

独立した場合は個人の住宅や敷地が中心の仕事になりますが、新築住宅の庭や中庭をデザインしたり、大きな庭を持っている家をプロデュースする職業です。

 

公共工事をやる企業に勤めていれば、資格手当によって高収入を期待できますし、身につけたノウハウを活かせる場所はたくさんあります。

 

人が快適に生きていくためには緑が必要で、都心部の開発が進んでいる日本では少ないスペースでセンスの良い緑を取り入れたいという需要が増えています。

 

 

受験資格

2級の場合は学歴に応じて1~4年の実務経験1級は学歴と2級の有無によって3年~13年の実務経験が必要です。

 

実務経験をクリアすれば最初から1級を受験することはできますが、大半の人は2級、1級と順番に取得しています。

 

学校に行く人は建築関連の専門学校、短大、大学に進学するとよいでしょう。
すでに学校を卒業している場合は、まずは働きながら実地経験を積みます。

 

造園の仕事は現場によっては肉体労働を強いられることもあって、現場の規模が大きくなるほど大変なこともありますが、実務経験を積んで資格を取得できれば大きなキャリアアップも可能になります。

 

1級は学科、実地ともに合格率は25%前後が目安です。