土地家屋調査士は、公共性が高く、責任重大な仕事です。

不動産業界には、土地家屋調査士の仕事を生業としている人がいます。

 

土地家屋調査とは一体どういう仕事かというと、私たちが普段暮らしている土地はどこまでが自分のものでどこからが誰のものという境界が意外とあいまいだったりします。この境界線が明確でないと遺産の相続が難しくなったり、場合によってはそれによって隣接する土地のご近所でトラブルになる可能性もあります。

 

土地家屋調査士は、そういった土地の境界や不動産の登記に必要な土地や家屋の調査や測量をする人のことです。もし土地の境界線がわからず、土地の所有の所在が明確でない場合が2件以上にまたがる土地で問題が発生したら、依頼者や隣接するご近所の方を立ち会ってもらい、地図や地積測量図などを確認したり、筆界や境界標を新たに設けたりします。

 

また土地の測量や調査だけでなく、不動産の登記の申請手続きを代理で行ったり、登記に審査請求を行う事もあります。その他にも筆界の特定や筆界が現地において明らかでないことで民事の紛争が起こった時に、その紛争解決の手続きを行うことも求められます。このように土地家屋調査士は不動産業界の仕事で欠かすことのできない重要な役割を担っています。

 

土地家屋調査士は土地家屋調査士法に基づいた法務省が管轄する国家資格です。
土地家屋調査士試験は口述試験と筆記試験により構成されています。合格率は10%以下となっており、難易度の高い資格試験であるということができるでしょう。

 

土地家屋調査士の仕事は、国民の財産である土地の権利を測量や登記によって明確にして、その所在を確定させることなので非常に公共性が高く、責任の重い仕事であるということができます。

 

したがって土地家屋調査士以外の人間が、土地家屋調査士の業務を行った場合は、懲役や罰金が科されることがあります。難易度の高い試験をクリアして土地家屋調査士のバッジをつければ、不動産業界で必ず必要とされつづける存在になれるでしょう。